ついに憧れの秘湯・奥鬼怒温泉郷へ行ってきました。大阪から車で約10時間。遠かった！鬼怒川の上流の日光国立公園内にある奥鬼怒温泉郷は、八丁湯・加仁湯・日光沢温泉・手白澤温泉の4つの温泉宿が点在している。こららの宿は国立公園内にあるので一般車は進入できないので山道を70分歩いて宿まで行かなければならないが「加仁湯」と「八丁湯」の宿泊者のみ日光国立公園の入り口にある女夫淵駐車場までバスで送迎してくれる（八丁湯は昼食付きのプランだと日帰りでも送迎してくれる）。八丁湯・加仁湯・日光沢温泉はそれぞれが徒歩10分弱の距離にあるので「加仁湯」に宿泊し、八丁湯と日光沢温泉には日帰入浴をすることにした。手白澤温泉は加仁湯から徒歩40分かかるので今回は時間がなくて断念。
女夫淵温泉駐車場に車をとめ加仁湯行きをバスに乗る。行きのバスは9時20分発と11時50分以降発と時間があいているので9時20分のバスを予約。山道を揺られること25分、加仁湯に到着。うわさ通り秘湯らしからぬ立派なお宿だ。12:30のチェックインまで時間があるので先に日光沢温泉と八丁湯に入った後にチェックインし、沢とは反対側の4階のお部屋に案内される。フロントでお腹が空いたので昼食をお願いするとメニュー（たしかラーメンを注文…）を見せてくれて部屋まで持ってきてくれたので落ち着いて食事ができた。昼食を食べた後はすぐに温泉三昧。館内は横に長くお風呂が点在しているのでフロントで貰った地図を頼りに温泉巡り。
まずは「ききゆ_ロマン湯」（混浴）へ。こちらは泉質の異なった5本の自家源泉があり「ロマン湯」では全ての源泉が一度に楽しめる。各々の源泉が入った小さな浴槽が5つ並らんでいて利き湯をするが「たけの湯」だけは加仁湯では珍しく硫黄分のない無色透明のお湯で、残り4つのお湯は白濁したすっぱい硫黄臭がしてよく似たお湯だった。掛流しだがザバザバと大量に掛流されているわけだはないので、お湯を入れてからの時間で白濁の仕方や臭いが違うので比較はしにくいかな…（奥鬼怒4号はお湯を入れ替えたばかりなので透明？）と思いつつも私が鈍いので分からないのか…。取り合えず久々の硫黄泉を堪能。次にメインの第3露天風呂（混浴）へ。混浴風呂はバスタオルOKだが、第3露天風呂は女性の露天風呂出入り口に仕切があって、ここからお湯に体を浸けて移動すれば白濁しているお湯のおかげでバスタオルは不要。う〜ん、自然に囲まれ白濁した硫黄臭のする広いお風呂は最高！この後隣の第1露天風呂（女性）、第2露天風呂・岩風呂・ハラハラ風呂へも続けて入浴。湯疲れをしたので部屋で昼寝をした後、晩ご飯前に貸切露天風呂、晩ご飯後に内湯と第3露天風呂へ入浴。あ〜久々の温泉三昧で幸せ。飛び石連休の間の平日だったのでどこでもほぼ貸切だったのでさらに幸せ。

加仁湯
◆栃木県日光市川俣871
◆0288-96-0311
◆宿泊料金：10000円〜
◆日帰入浴料：500円
◆日帰営業時間：9〜15
◆定休日：無休
◆駐車場 ：一般車の乗入れ禁止
（女夫渕駐車場から送迎・日帰り客は送迎なし）

訪問日：2011年11月20日／宿泊

晩ご飯。山の幸が中心

　黄金の湯：含硫黄ｰナトリウムｰ塩化物-炭酸水素塩温泉[硫化水素型]（低張性･中性･高温泉）
　　　　　　 46.5度　Ph6.4　湧出量：126.3L/min
　奥鬼怒4号：含硫黄ｰナトリウムｰ塩化物-炭酸水素塩温泉[硫化水素型]（低張性･中性･高温泉）
　　　　　　 45.9度　Ph6.6　湧出量：324L/min
　岩の湯：含硫黄ｰナトリウムｰ塩化物温泉[硫化水素型]（低張性･中性･高温泉）
　　　　　 63.7度　Ph6.3　湧出量：108.3L/min
　崖の湯：含硫黄ｰナトリウムｰ塩化物-炭酸水素塩温泉[硫化水素型]（低張性･中性･高温泉）
　　　　　 58度　Ph6.4　湧出量：58.5L/min
　たけの湯 ：ナトリウムｰ塩化物-炭酸水素塩温泉（低張性･中性･高温泉） 50.2度　Ph6.7　湧出量：9.81L/min

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