温泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉の3つを十津川温泉郷と呼ぶらしいが、前者2温泉を堪能したので、上湯温泉へと言いたいところだが、ここには日本秘湯の会会員の有名な「神湯荘」があるのみで次回に宿泊したいのでパス。上湯温泉近くの「つるつるの湯」へ行くことに。ここも日帰り施設としては有名。
十津川温泉の中心地から更に山の奧の僻地へ、対向車が来たらどうしようと思うような細い山道をクネクネと数十分走っていくと「つるつるの湯」に到着。
受付を済ませ速攻でお湯をいただくことに。浴室も浴槽も小さいけれど屋根が高く、又々貸切状態なのでゆったりと入浴。ドバドバと注がれているお湯は無色透明だが若干濁っていて微かに硫黄臭がする。入浴してしばらくすろと管理人さんが湯加減を聞きにきてくれた。適温だったのその旨を伝える。十津川温泉と似たお湯だがこちらの方が少し硬い感じがする。渓流側が一面窓なので空けてみると新緑や水の香がする涼しい風が流れこんできて良い気持ちだ。もちろん景観も抜群によい。しばしお湯に浸る。
湯上がりに受付横のスチール椅子で涼んでいると管理人のおばあさんが温泉コーヒーを勧めてくれたのでいただく（インスタントでポットの中が温泉）。まろやかで美味しかった。コーヒーを飲みながら話好きの管理人さんと色々なお話を。この小屋の2･30メートル上流に神湯荘の露天風呂が見えるが出谷温泉と上湯温泉は源泉が違うとか、出谷温泉は自然噴出だとかetc。
混んでいればちと辛いが空いていると秘境感たっぷりでとてもいい感じの温泉です。

《※2011年の台風12号の被害で閉鎖。建物内は砂まみれでした。閉鎖のお知らせの紙が貼っていなかったので復旧されることを祈ってます。。。》

階段を下りて行くと小屋がある

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