お気に入り度／★★★★★　
　

南阿蘇にある温泉が人気の一軒宿。源泉を４つも所有していて沢山のお風呂が有る。ずっと憧れていた強酸性のお湯を堪能するため宿泊。
鄙びた感が有る趣のあるお宿だが、掃除は綺麗にされている。チェックインを済ませた後、速攻で離れにある泥湯で有名な「すずめの湯」に入る。混浴の露天風呂でバスタオル禁止だが女性も数人入浴されていたので私も入浴。バスタオルを巻いて移動し、湯船に浸かる時にバスタオルを徐々に外していって無事入浴。白濁したお湯なので浸かってしまえばOK。足元湧出で硫黄臭がプンプンして感激！泥は最近は少なくなっているらしい。お湯は熱めと温めがあり温湯では長湯ができる。しばらく浸かっていると何やら変な臭いが。ん？獣臭？すずめの湯のすぐ近くに鶏小屋がある！風邪向きによって臭うときもあるのだろう。。。しばらく露天風呂を堪能した後、すずめの湯の内湯に入る。泥湯ではないが露天風呂より濃い硫黄臭がして絶品のお湯！
続いて男女別の露天風呂へ。1階が男性用露天風呂、2階が女性用露天風呂「仇討ちの湯」。女性用露天風呂から、男性用露天風呂が覗けるのでこの名前になったらしいが、覗く人なんているのかな？
次に半露天風呂の「新湯」へ。源泉が違うもののこちらも硫黄臭がして極上のお湯。半露天で長湯ができそうだ。しばし堪能する。
一度部屋に戻り休憩した後、内湯と家族風呂に入る。この２カ所だけシャワーとカラン・ボディソープ有り。内湯はお天井も高くもちろんお湯も絶品。家族湯は何だかも一丁かな。お湯はGoodです。
温泉を堪能しまくった後、別棟にある「曲水庵」で夕食をいただく。基本料金にプラス1000円して人気の「地獄鍋コース」にしたが大正解！清風荘の独自の鉄板で鴨肉・鹿肉や野菜をオイル焼きし、鉄板の真ん中に置いている味噌ベースのお鍋に猪肉を入れて食べる。テーブル横の水路から桶が流れてきて、中にはお肉や野菜が乗っている。面白いし美味しい〜。コスパ最高！追加で馬刺を注文したがこれまた旨し！信州や色んなところで馬刺を食べたが、一番美味しかった。食後はコーヒーとデザートをお部屋まで運んできてくれる。これも嬉しい！
スイーツを食べた後しばし休憩をし、本日最後のお湯、夜の「すずめの湯」へ。静寂の闇の中に、露天風呂の灯りがぼんやりとともり、昼とはまったく違う趣に感激。
翌朝も朝湯と美味しい朝食をいただきチェックアウト。接客も丁寧・親切で快適。機会が有れば又宿泊し、今度は専門シェフが作るフレンチフルコースか懐石を食べてみたい。

　
　 　
　

清風荘
◆熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
◆0967-67-0005
◆日帰入浴料：大人400円､小人(3〜12歳)200円
◆宿泊料：本館7500円＋地獄鍋コース＋1000円他、自炊棟も有り
◆日帰営業時間：8:00〜20:00
◆定休日：なし
◆駐車場 ：100台(無料)

訪問日：2008年9月18日／宿泊

階段を降りるとすずめの湯 すずめの湯（混浴） すずめの湯（混浴）
すずめの湯（女湯・内湯） すずめの湯（女湯・内湯） すずめの湯（女湯・内湯）湯口
露天風呂入り口。女湯は２階にある 露天風呂（女湯・仇討ちの湯） 露天風呂（男湯）
新湯（半露天風呂・女湯） 新湯（半露天風呂・女湯） 新湯（半露天風呂・女湯）湯口
内湯（女湯） 内湯の天井 家族風呂

晩ごはん。テーブル横の水路から鹿肉、鴨肉がやってくる〜

 猪肉 地獄鍋コース。炭火で猪鍋と鹿肉、地鶏や野菜の鉄板焼きがセット
　
追加した馬刺（2600円）激馬！激旨！うへへ お部屋にデザートを運んできてくれる 　
朝ご飯。テーブル横の水路から卵と海苔がやってくる〜 朝はバイキング｡魚やベーコン･ウインナーを自分で焼いて食す お部屋。
源泉名 　地獄温泉（たまご地獄、元地獄混合湯）、地獄温泉（すずめ湯第一泉源）、
　地獄温泉（すずめ湯混合泉）、地獄温泉（新湯）
泉質 　たまご地獄、元地獄混合湯【元湯･家族湯･露天岩風呂】→単純酸性温泉　66.8度　Ph2.5
　すずめ湯第一泉源湯【すずめの湯(混浴露天風呂･内湯)】→単純酸性硫黄温泉　41.3度　Ph2.9
　すずめ湯混合泉【すずめの湯(混浴露天風呂･内湯)】→単純酸性硫黄温泉　47.1度　Ph2.6
　新湯【半露天新湯】→単純酸性温泉　36.4度　Ph2.6
効能 　神経痛･筋肉痛･関節痛四十肩･五十肩･腰痛･運動麻痺･関節のこわばり･打ち身(打撲)
　くじき(捻挫)･痔･冷え症･疲労回復(ストレス解消)･病後回復･健康増進(健康づくり)
　慢性皮膚病･慢性婦人病･月経障害･慢性消火器病･慢性便秘･動脈硬化症、
　高血圧症･肥満･糖尿病(高血糖）･痛風(高尿酸)など
他

　【源泉掛け流し】露天風呂：混浴1(すずめの湯)・男女各1(岩風呂)、半露天風呂：男女各1(新湯)、
　　　　　　　　　 内湯：男女各2(すずめの湯･元湯)、家族風呂2

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